シンガポールへの道のり(前編)

Road to ...

シンガポール渡航まで紆余曲折があったので、2回に分けてお伝えします。

通常ならば渡航→生活セットアップ→授業開始→中間テスト→期末テスト→家族呼寄せという流れが一般的かと思いますが、コロナ禍でスムーズに進まなかったことがたくさんありました。

*正直中身はあまりないので、渡航するまで色々あったんだね程度でお読みいただけると助かります。

あれ、渡航できない。。

4月30日に合格通知がされ8月11日から授業開始。シンガポール入国後に求められる2週間の隔離期間も考慮して7月上旬渡航をターゲットに諸々タイトスケジュールでの渡航準備を進めていました。

単身で先行渡航して住居探しなどのセットアップをしたのち12月くらいに家族を呼び寄せる予定だったこともあり、自分の身の回りのことを中心に準備すればよく、家族に荷造りを手伝ってもらいながらスムーズに準備が進みました。

そして6月下旬になり、さあいよいよ渡航!という状況まで来たのですが、シンガポール入国管理局から渡航許可の連絡が一向にこない。。

NUSに連絡しても大学では渡航許可に関してはサポートできないから入国管理局に連絡してくれと言われ、シンガポール入国管理局に連絡しても要領を得ない返事ばかり。

ちょうどその時はシンガポールでコロナの感染者が増加していた時期で、厳しい入国制限の真っただ中。

渡航ができない。。。

渡航予定日に許可が下りず出国72時間前PCR検査もフライトも直前でキャンセル。いつ渡航できるか不透明な状況になってしまいました。

渡航を一旦断念

その後も渡航許可の連絡を待ちましたが、連絡はこず。

結局、授業開始前の渡航は断念し、日本に滞在してリモートで授業を受けることになりました。

蓋を開けてみると私と同じような立場のクラスメートが一定数いて、かつ感染対策で授業はすべてオンラインだったので大きな影響はなく、気持ちを切り替えて日本で授業を受ける準備を開始しました。

渡航戦略変更

渡航状況について職場からも理解をいただき、7月上旬に設定していた最終出勤日はそのままにしてもらい、授業開始までの期間は有給休暇を取得して授業の準備をすることに。

一方で、いつ渡航できるのかわからない状態が続き非常にストレスフルな状況でした。

すでにこの頃には授業も始まっていて課題やテストのスケジュールも開示されていたので、このまま受け身で渡航許可を待つよりは、こちらから積極的にアクションを起こしてControllableな状況に持ち込みたいという気持ちが次第に強くなり、思い切って8月中の渡航を断念し9月以降の渡航を目指して戦略を変更することにしました。

9月渡航を目指して

ちょうど2021年7月から日本ではコロナウイルスのワクチンの職域接種が開始し、私の派遣元でも職域接種が始まっていたので(なぜか私の人事での最後の仕事がワクチン接種予約システムの立ち上げという、、)、ワクチンを日本で2回接種したあとにワクチン接種証明とともに渡航許可申請を再度出すことにしました。

また、子供が小さく自宅で夜遅くまで授業を受けるのは非現実的だったため、勉強する環境を確保すべくシェアオフィスのWeworkの内覧を急いで行い即日契約。とりあえず8月の1ヶ月間はWeworkで渡航準備、勉強、授業を受けることに決めました。

結果的にはこの戦略(特にワクチン接種)がその後の渡航に際して最良の結果になりましたし、この期間に日本で出会った方もいるので今となっては正解だと思っています。

長くなるので、後編に続きます。